墓石の落ち葉・砂・鳥のフン|お参りのたびに払うだけで変わること

お墓参りに行くと、墓石の上に落ち葉が乗っていたり、砂ぼこりがうっすら積もっていたり、鳥のフンがついていたりすることがあります。「掃除の日に、まとめてきれいにすればいい」と思いがちですが、実はふだんのお参りのたびに軽く払っておくだけで、お墓の状態はずいぶん変わります。三重県のお墓掃除・墓石コーティング・お参り代行の守勝(もりしょう)が、墓石の上に乗ったものの払い方と、石を傷めないための注意点をご案内します。
墓石の上には、思っている以上にいろいろなものが乗っています
墓石は屋外に立ち続けていますので、風に運ばれたものや、上から落ちてきたものが少しずつたまっていきます。とくにたまりやすいのは、次のような場所です。
▶ 汚れがたまりやすい場所
- 竿石(家名などが彫られた石)や、その下の台石の上面
- 香炉のくぼみや、線香立てのまわり
- 花立てと台石のすき間、水鉢のふち
- 彫刻された文字の溝
乗っているものは、大きく分けると「落ち葉」「砂ぼこり」「鳥のフン」の3つです。落ち葉や砂ぼこりは、乗った直後であれば手やはけで払うだけで落ちることがほとんどです。鳥のフンも、ついて間もないうちなら、水でふやかせば軽く取れます。ところが、雨に濡れては乾くことをくり返すうちに、石の上で固まったり、こびりついたりして、落とすのに手間がかかるようになります。
「こする」より先に「払う」──乗ったものの扱い方
墓石の上のものを取るときに大切なのは、いきなり布でこすらないことです。乗っているものによって、扱い方が少しずつ違います。
落ち葉は、手で取ってから払う
乾いた落ち葉は、手で拾うか、柔らかいはけで払えば十分です。雨で濡れて石に張りついている葉は、無理にはがさず、水をかけて少し浮かせてから取ると、石の表面を引っかかずに済みます。濡れた葉が乗ったままだと、その下がいつまでも乾きにくくなります。お参りのあとの水はけの考え方はお墓参りのあと墓石を拭くべき?|水はけと乾拭きの考え方でご紹介しています。山ぎわの墓地で落ち葉が多い場合の備えはいなべ市・菰野町のお墓|雪と落ち葉に備える冬支度のコツもご参考ください。
砂ぼこりは、乾いたまま払うか、水で流す
砂粒が乗ったまま布で強く拭くと、砂を石の表面で引きずることになり、磨かれた面に細かな傷がつくおそれがあります。まずは柔らかいはけや小ぼうきで、上から下へ払い落としましょう。竿石の上など手が届きにくいところは、台石や外柵に乗ったり無理な姿勢をとったりせず、手の届く範囲を払うだけでかまいません。文字の溝に入り込んだ砂は、柔らかい歯ブラシでかき出すと取りやすくなります(文字に金箔や色が入っている場合はこすらず、水で流す程度にとどめてください)。そのあと水で流し、最後に柔らかいタオルで拭き上げると、きれいに仕上がります。掃除全体の流れはお墓掃除の正しい手順と持ち物リストにまとめています。
鳥のフンは、ふやかしてから取る
鳥のフンは衛生面からも、素手では触らないようにしましょう。使い捨ての手袋をして、乾いて固まっているものは、水を含ませた布やティッシュをしばらく当ててふやかしてから、柔らかいスポンジでそっと取り除きます。金属たわしや硬いブラシでこすり落とすのは、石を傷める原因になりますので避けてください。作業のあとは、手袋を外して手を洗っておくと安心です。
洗剤を使うかどうかは、墓石の石の種類によって考え方が変わります。迷ったときは御影石・大理石の墓石お手入れ|石材別の正しいケアと注意点をご覧ください。
お参りのたびに払うだけで変わること
お参りのたびのひと手間は、ほんの数分のことです。それでも、続けていると次のような違いが出てきます。
▶ 掃除の日の負担が軽くなる
汚れが固まる前に取り除けるので、年に何度かのお掃除が、ずいぶん楽になります。
▶ お墓の小さな変化に気づける
墓石の上をていねいに払っていると、ヒビや欠け、花立てのぐらつきなどに早く気づけます。気になる点を見つけたときの考え方は墓石にヒビが入ったら修理?建て替え?やお墓の花立てが壊れたときの対処法でご紹介しています。
▶ あると便利な持ち物
柔らかいはけ、使い捨ての手袋、タオル、小さなごみ袋の4つを、お参りの荷物に入れておくと重宝します。集めた落ち葉やごみの扱いは墓地ごとに決まりがありますので、お寺や霊園の案内に従ってください。お供え物の持ち帰りについてはお墓のお供え物マナーでも触れています。
払うだけでは追いつかないときは
しばらくお参りに行けなかったときなど、汚れがすでに石に定着してしまっていることもあります。黒ずみやコケには墓石の黒ずみ・コケの正しい落とし方、白い水垢には墓石の水垢を落とす方法、花立てや水鉢の汚れにはお墓の花立て・水鉢の水垢とぬめりで、それぞれの落とし方をご案内しています。
お墓が遠くてなかなか通えない方は、守勝のお墓参り代行(お掃除を含むプランもございます)をご利用ください。遠方からお墓を守る方法はお墓が遠方で管理できない…選択肢と対処法でもご紹介しています。また、墓石コーティングで表面に水や汚れを染み込みにくくしておくと、汚れが定着しにくくなり、ふだんのお手入れも楽になります。効果や持続期間の考え方は墓石コーティングとは?効果・持続期間・費用の目安をご覧ください。各プランの料金は料金案内でご確認いただけます。
まとめ|お参りのたびの、小さなひと手間を
- 墓石の上には落ち葉・砂ぼこり・鳥のフンがたまりやすい
- いきなりこすらず、落ち葉や砂ぼこりはまず手やはけで払う
- 砂は乗ったまま拭かず、払うか水で流してから拭き上げる
- 鳥のフンは素手で触らず、ふやかしてから柔らかいスポンジで取る
- 定着してしまった汚れは、汚れの種類に合った方法で落とす
お参りのたびに墓石の上をそっと払うことは、ご先祖様を気づかう小さなひと手間でもあります。難しく考えず、できる範囲で続けていただければ十分です。通うのが難しいとき、汚れが落ちにくくなってしまったときは、どうぞ守勝にご相談ください。料金案内をご覧のうえ、お気軽にお問い合わせください。
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