法要の日取りの決め方|一周忌・三回忌とお墓参りの段取り

「一周忌の施主をすることになったけれど、何から決めればいいのかわからない」「三回忌は亡くなって3年後でいいのだろうか」——法要の段取りは、何度も経験するものではないだけに、戸惑われる方が少なくありません。ご先祖様や故人を大切に思うからこそ、失礼のないように整えたいというお気持ちも、よくわかります。三重県のお墓掃除・墓石コーティング・お参り代行の守勝(もりしょう)が、法要の日取りの決め方と、あわせてお墓参りをするときの準備を、順を追ってご案内します。
なお、法要の作法や考え方は、宗派・地域・お寺によって異なります。ここでご紹介するのは、浄土宗・曹洞宗の公式サイトで案内されている考え方です。最終的には、菩提寺やお付き合いのあるお寺にご相談のうえでお決めください。お付き合いのあるお寺がない場合は、葬儀をお願いした葬儀社などに相談先を尋ねてみるのもひとつの方法です。また、神道やキリスト教など仏式以外で供養をされている場合は、儀式の呼び方や時期が異なりますので、お世話になっている神社や教会にご確認ください。
まず確認したい、年回法要の数え方
日取りを考える前に、「今年が何回忌にあたるのか」を確かめておきましょう。ここは意外と迷いやすいところです。
「年回法要は、亡くなって一年目を一周忌とし、以降、三と七のつく年に行います」「仏事では数え年を用いるので、二年目が三回忌、六年目が七回忌」
出典:浄土宗公式サイト「よくあるご質問」(年回法要とはなんですか?)
ここでいう「一年目」「二年目」「六年目」は、亡くなってから1年後・2年後・6年後の年のことです。三回忌が亡くなって3年後ではなく2年後になるのは、このためです。浄土宗公式サイトの「年回表」でも、2025年に亡くなった方の三回忌は2027年と表示されます。並べると、次のようになります。
| 法要 | 亡くなってから | 2025年に亡くなった場合 |
|---|---|---|
| 一周忌 | 1年後 | 2026年 |
| 三回忌 | 2年後 | 2027年 |
| 七回忌 | 6年後 | 2031年 |
| 十三回忌 | 12年後 | 2037年 |
浄土宗の案内では、このあと十七・二十三・二十七・三十三回忌と続きます。どこで区切るか(いわゆる弔い上げ)は、ご家庭やお寺によって考え方が分かれますので、お寺にご相談ください。毎年の命日のお参りについては命日のお墓参りは必要?頻度とマナー・行けないときの考え方でもご紹介しています。
法要の日取りは「命日」を基準に、早めに決める
命日当日が難しいときは、前の日程で
曹洞宗の公式サイトでは、日取りについて次のように案内されています。
「年回法要は、故人の祥月命日またはお逮夜に営むのが正式です」「諸事情により都合がつかない場合は、祥月命日に当たる日より前に行なうのがよいでしょう」「法事の日取りは菩提寺とよく相談したうえで、遅くても1カ月くらい前までには決めるようにしましょう」
出典:曹洞宗 曹洞禅ネット SOTOZEN-NET「法事の営み方」
祥月命日(しょうつきめいにち)とは、亡くなった月と日が同じ日のこと、お逮夜(おたいや)はその前の晩のことです。平日に親族が集まるのが難しい場合は、命日より前の週末などで調整することも考えられます。命日を過ぎてからにするか、前にするかで迷ったら、上の曹洞宗の案内のとおり「前」を基本に考え、お寺に相談されると安心です。
決める順番の目安
初めて施主をつとめる方は、次の順番で進めると迷いにくくなります。
▶ 1.お寺に候補日を相談する
お盆やお彼岸の前後、週末は、お寺の予定が埋まりやすい時期です。候補日をいくつか持って、できるだけ早めにご連絡ください。
▶ 2.ご家族・ご親族に日程を伝える
お寺と日程が固まったら、お招きする方へご連絡します。遠方からいらっしゃる方には、移動の都合もありますので、早めにお知らせするほど親切です。
▶ 3.会場・お食事・引き物を手配する
法要をお寺で営むのか、ご自宅や会館で営むのか、そのあとに会食をするのかによって、手配するものが変わります。人数が決まってから動くと慌てずに済みます。
▶ 4.お墓参りの段取りとお墓の状態を確かめる
法要のあとにお墓参りをされる場合は、当日までにお墓を整えておきたいところです。これは次の章でくわしくご説明します。
二つの法要が同じ年に重なったら
ご家族の法要が同じ年に重なることもあります。曹洞宗の公式サイトでは、二つ以上の法要を合わせて行うときは「新しい方の命日に合わせるのが一般的です」とされています。一方で、「1周忌に限っては、他の年回と合わせて行なうことはさけたほうがよいでしょう」「できれば3回忌ぐらいまでは、重ねないように丁重に営みたいものです」とも書かれています。一周忌の施主をつとめる方は、とくにこの点をお寺と相談しておかれると安心です。まとめるかどうかは、ご家族のお気持ちとお寺のお考えを伺ったうえでお決めください。
法要の日にお墓参りをするなら、前もって整えておく
ご親族がそろってお墓に手を合わせる日は、久しぶりにお墓を目にされる方もいらっしゃいます。当日になって「草が伸びていた」「花立てに古い水が残っていた」と気づくと、限られた時間のなかで慌てることになります。できれば数日前までに、一度お墓の様子を見ておかれると安心です。
▶ 前もって見ておきたいところ
- 区画の雑草や落ち葉(お墓の雑草対策まとめ)
- 花立て・水鉢の水垢やぬめり(お墓の花立て・水鉢の水垢とぬめり|石を傷めない洗い方)
- 墓石の黒ずみやコケ(墓石の黒ずみ・コケの正しい落とし方)
- 掃除道具や持ち物の準備(お墓掃除の正しい手順と持ち物リスト)
当日のお花やお供えについては、お墓参りの花の選び方とお墓のお供え物マナーをご覧ください。お参りを終えたあとのお手入れはお墓参りのあと墓石を拭くべき?|水はけと乾拭きの考え方でご紹介しています。
法要にあわせて納骨をするとき
四十九日や一周忌などの法要にあわせて、お墓へ納骨をされるご家庭もあります。その場合は、次の2点を早めに確認しておきましょう。
▶ 火葬のあとに返された書類を用意する
墓地、埋葬等に関する法律では、墓地の管理者は「第八条の規定による埋葬許可証、改葬許可証又は火葬許可証を受理した後でなければ、埋葬又は焼骨の埋蔵をさせてはならない」と定められています(第14条第1項。第8条は、市町村長が許可を与えるときに許可証を交付することを定めた条文です)。火葬許可証は、火葬が終わると火葬場の管理者が必要な事項を記入し、火葬を求めた方に返すこととされています(同法第16条第2項)。葬儀の際にどなたが受け取ったかも含めて、いまどこにあるかを早めに確かめておいてください。見当たらない場合の扱いは自治体によって異なりますので、許可を受けた市区町村の窓口にお問い合わせください。
出典:墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年法律第48号)第8条・第14条第1項・第16条第2項
▶ お寺・霊園に納骨の日取りを伝える
納骨の手順や、納骨室(カロート)の開け閉めを誰が行うかは、墓地によって異なります。石材店にお願いする決まりになっている墓地もありますので、日取りと一緒に、お寺や霊園の管理事務所に確認しておきましょう。
初めてのお盆を迎える方は初盆・新盆の準備とマナーもあわせてご覧ください。
遠方にお住まいで、事前に準備へ行けない方へ
「法要の当日にしか三重へ戻れない」「前もってお墓の様子を見に行く時間がない」という方もいらっしゃるかもしれません。そのようなときは、法要の日より前に、お墓参り+お掃除のプランでお墓を整えておくこともできます。ご希望の内容は、ご相談の際にお申し付けください。お墓参り代行や、遠方からのお墓の守り方についてはお墓参り代行は失礼じゃない?とお墓が遠方で管理できない…選択肢と対処法でご紹介しています。
法要をひとつの節目として、墓石コーティングをご検討いただくのもひとつの方法です。石の表面に膜をつくり、水や汚れをはじきやすくするお手入れで、効果や持続期間の考え方は墓石コーティングとは?効果・持続期間・費用の目安でご確認いただけます。石の状態によってはお勧めできない場合もありますので、まずはご相談ください。
費用の考え方はお墓掃除は業者に頼むといくら?料金の仕組みと選び方で、守勝の各プランは料金案内でご覧いただけます。
まとめ|日取りはお寺に相談し、お墓は早めに整えて
- 一周忌は亡くなって1年後、三回忌は2年後、七回忌は6年後(浄土宗の案内より)
- 日取りは祥月命日またはお逮夜が正式とされ、難しいときは命日より前に(曹洞宗の案内より)
- 遅くとも1か月くらい前までに日取りが決まるよう、早めにお寺に相談する(曹洞宗の案内より)
- 法要の日にお墓参りをするなら、数日前までにお墓の様子を確かめておく
- 納骨を合わせるときは、火葬のあとに返された書類と、お寺・霊園への連絡を忘れずに
法要は、故人を偲び、ご家族やご親族が顔をそろえる大切な機会です。段取りに追われて気持ちが置き去りにならないよう、お墓のことは早めに整えておかれることをおすすめします。手が回らないところは、どうぞ守勝にお任せください。料金案内をご覧のうえ、法要の日取りとお墓の場所をお知らせいただければ、間に合うように段取りをご相談いたします。
法要の前のお墓のこと、守勝にご相談ください
三重県のお墓掃除・墓石コーティング・お参り代行|守勝(もりしょう)
お電話:070-8546-5326
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