いなべ市・菰野町のお墓|雪と落ち葉に備える冬支度のコツ

守勝|三重県のお墓掃除・墓石コーティング・お参り代行

 

三重県いなべ市・菰野町でお墓を守っていらっしゃる方から、「冬のあいだはお墓に行けない」「春に行ったら落ち葉が積もったままだった」というお声をいただくことがあります。鈴鹿山脈のふもとという土地柄、このあたりのお墓は、雪と落ち葉という二つの季節とどうしても付き合うことになります。三重県のお墓掃除・墓石コーティングの守勝(もりしょう)が、いなべ市・菰野町のお墓で冬までに整えておきたいことを、順を追ってご案内します。

鈴鹿山脈のふもと、いなべ市・菰野町という土地

まず、この地域がどんな環境に置かれているのかを、市と町の公式資料から確認しておきます。

▶ いなべ市

いなべ市は「三重県の最北部に位置し」、「市域は、北に養老山地、西に鈴鹿山脈をいだき」と説明されています。気候については「季節風を受け比較的冷涼で」、「三重県内でも降雪の多い地域です」と記されています。

出典:いなべ市「第2次いなべ市一般廃棄物処理基本計画」(令和5年3月)第2章 いなべ市の概要

▶ 菰野町

菰野町は「鈴鹿山脈の麓に位置する自然豊かな環境に恵まれた場所にあります」と紹介されています。町を代表する景観として挙げられているのが「標高1,212メートルを誇る御在所岳」で、その四季について「冬は雪景色」と案内されています(この記述は山の観光紹介で、町全体の積雪について述べたものではありません)。

出典:菰野町公式ウェブサイト「ようこそ菰野町へ」

山を背にした地域は、平地よりも気温が下がりやすく、雪が残りやすい傾向があります。また、山ぎわや木立に囲まれた墓地では、秋から冬にかけて落ち葉が入りやすくなります。ただ、同じ市・町のなかでも、平野部の墓地と山ぎわの墓地では条件がかなり違います。「いなべ市だから」「菰野町だから」と一括りにせず、お墓が建っている場所の様子に合わせて考えていただくのがよいと思います。

同じ三重県北部でも、地形によってお墓の傷み方は変わります。風の影響が大きい地域については鈴鹿市のお墓の傷み方|鈴鹿おろしと海風から墓石を守るコツ、水はけが課題になりやすい地域については桑名市・木曽岬町のお墓|川と海に近い土地の湿気と水はけでも触れています。山あいの墓地のコケ・雑草については名張市・伊賀市の山間部のお墓管理もあわせてご覧ください。

雪の季節に、お墓のまわりで起きること

お参りに行ける日が、冬は限られます

雪が積もった日や、朝の冷え込みが強い日は、墓地までの道や通路の状態が読めません。墓地は舗装されていない通路や、石段が続く区画も多く、雪や凍結があると足元が不安定になります。ご高齢のご家族が「行かなければ」と無理をしてしまうのがいちばん心配ですので、天候の悪い日は見送っていただき、落ち着いてから伺うようにしてください。

お墓は逃げません。ご先祖様も、ご家族が転んでけがをされることは望まれないはずです。どうしても気にかかるときは、お墓参り代行は失礼じゃない?安心して依頼できる理由と利用の流れもご覧いただければと思います。遠方にお住まいで冬のあいだだけ通えないという方には、お墓が遠方で管理できない…選択肢と対処法も参考になるはずです。

雪どけのあとに残る、泥はねと乾かない場所

雪そのものよりも、私どもが気にしているのは雪がとけたあとです。土がむき出しの区画では、雪どけ水で地面がぬかるみ、雨や雪が落ちるたびに泥が跳ね上がって、竿石の下のほうや台石に土の汚れが残ります。日当たりの悪い北側や、建物・木立の陰になる面は、乾くまでに時間がかかります。

濡れている時間が長いほど、コケや黒ずみは出やすくなります。春先に久しぶりに伺って「去年よりも黒い気がする」と感じられるのは、冬のあいだにこの状態が続いていたためであることが少なくありません。落とし方は墓石の黒ずみ・コケの正しい落とし方で、白く残るタイプの汚れについては墓石の水垢を落とす方法|頑固な白い汚れの正体と対策でご説明しています。

お参りの最後に水気を拭き取っておくと、乾くまでの時間を短くできます。考え方はお墓参りのあと墓石を拭くべき?|水はけと乾拭きの考え方にまとめました。

花立ての水は、抜いて帰ると安心です

冷え込む時期は、花立てや水鉢に残った水が凍ることがあります。金属の内筒が入っている花立てであれば、内筒を抜いて水を捨ててから戻しておくと、氷が張ったまま春を迎えることを避けられます。ただし、サビや変形で固着して動かないときは、無理に引っ張らないでください。花立てや墓石を傷めてしまうことがあります。その場合は内筒を入れたまま、中の水をかき出すだけで構いません。お花も、冬のあいだ傷んだまま置かれるより、持ち帰っていただいたほうがきれいです。

水が凍って膨らむことで、花立てが割れたり、石が吸い込んだ水分が凍ってヒビにつながったりすることはあります。ただし、凍ったから必ず傷むというものではなく、石の種類や設置の状態によって変わります。気になるひび割れを見つけられたときは、墓石にヒビが入ったら修理?建て替え?費用の目安をご覧のうえ、現地を見てご相談いただくのが確実です。花立てまわりのお手入れはお墓の花立て・水鉢の水垢とぬめり|石を傷めない洗い方、破損してしまった場合はお墓の花立てが壊れたときの対処法でご案内しています。

落ち葉は「濡れたまま乗っている時間」が問題になります

石の上に乗った落ち葉は、その日のうちに払う

山ぎわや木立のある墓地では、秋から初冬にかけて、笠石の上や香炉のくぼみ、花立てと台石のすき間に落ち葉がたまります。乾いた落ち葉であれば風で飛んでいきますが、雨や雪で濡れて石に貼りつくと、そのまま何か月もとどまります。濡れた葉が重なった部分は乾きにくく、色素が残ってうっすらとした跡になることもあります。

対策は難しいものではなく、お参りのたびに手やほうきで払っておくだけで、春先の掃除がずいぶん楽になります。詰まりやすいのは水鉢のふちと香炉の中、そして玉砂利の上です。玉砂利の下に落ち葉が入り込むと取りにくくなりますので、たまったと感じたら早めに取り除いてください。地面から生えてくる草の抑え方については、お墓の雑草対策まとめ|防草シート・砂利・除草剤の比較と注意点で詳しくご説明しています。

集めた落ち葉や草の出し方は、市と町でルールが違います

意外に困るのが、集めたあとの落ち葉や草の行き先です。いなべ市と菰野町では、家庭から出る草木の扱いが次のように案内されています(いずれも各市町の公式サイトの記載です)。

いなべ市/リサイクルセンター・粗大ごみ場への搬入は「1世帯につき1回の搬入で、少量の刈草及び剪定枝に限ります」とされ、「少量の目安は、ごみ袋1袋以下の量」と示されています。「剪定枝は50cm未満」(太さ5センチメートル以下)にすること、「宅地内のものに限ります」(山林・農地は受入不可)、「根・土は、取り除いてください」という条件もあります。なお、量がある場合の主な搬入先は令和7年10月から変更されていますので、最新の搬入先は市のページでご確認ください。

菰野町/「木の葉や落ち葉は剪定木の日にお出しください」と案内され、集積所に出す際は「長さ50cm以下」「太さ5cm以下」とされています。「剪定木と草とは別の日に収集します」という点や、草は「土は取り除いてください」という点も示されています。

出典:いなべ市「リサイクルセンター・粗大ごみ場で受け入れる資源ごみ」/菰野町「家庭から出る廃棄物と資源物の分け方・出し方 一覧表」

同じ三重県北部でも、枝を出すときの長さの基準が「50cm未満」(いなべ市)と「50cm以下」(菰野町)で違い、落ち葉と草で収集の日も分かれています。また菰野町では、除草剤を使用した枯れ草は草の日には収集できず、可燃物として出すよう案内されています。除草剤をお使いになる場合は、この点もあわせてご確認ください。

ひとつご注意いただきたいのは、これらはいずれもご家庭から出るものについてのルールだという点です。お墓の区画から出た落ち葉や草をそのまま同じように出せるかどうかは、各市町のページには書かれていません。墓地や霊園に落ち葉の集積場所が設けられていることもありますので、まずは管理されているお寺・霊園にご確認いただき、はっきりしない場合はお住まいの市役所・役場の窓口にお問い合わせいただくのが確実です。

冬を迎える前に、やっておくと違う3つのこと

▶ 1.秋のうちに、ひととおり掃除をしておく

汚れは、乗ったまま冬を越すと落ちにくくなります。落ち葉の季節が終わるころに一度きれいにしておくと、春のお彼岸のお参りが気持ちよく迎えられます。手順と持ち物はお墓掃除の正しい手順と持ち物リスト|初めてでも安心ガイドにまとめています。

▶ 2.傷んでいるところがないか、目で確かめておく

花立ての内筒、香炉のぐらつき、目地の状態、石と石のすき間。冬に入る前に見ておくと、雪の重みや雪かきでの接触に気づきやすくなります。気になる箇所があれば、写真に撮っておいていただくと後々の相談がスムーズです。

▶ 3.汚れを寄せつけにくくしておく

墓石は見た目以上に水を含みます。守勝がお受けしている墓石コーティングは、石の表面に膜をつくって水や汚れをはじきやすくするお手入れです。効果や持続期間の考え方は墓石コーティングとは?効果・持続期間・費用の目安でご確認ください。石の状態によってお勧めできる場合とそうでない場合がありますので、まずは拝見してからのご提案となります。

費用の考え方についてはお墓掃除は業者に頼むといくら?料金の仕組みと選び方で、守勝のプランは料金案内でご覧いただけます。

雪や凍結で足が向かない冬のあいだは、守勝にお任せください

「雪が心配で行けないうちに、春になってしまった」——山ぎわにお墓がある方から、よくうかがうお話です。守勝は三重県全域でお墓掃除・墓石コーティング・お参り代行を承っており、ご依頼をいただいたあとは、お掃除やお参りの様子をご報告しています。遠方にお住まいのご家族に代わって手を合わせることも、雪どけを待ってから区画を整えることもできます。

ご予算やご希望に合わせてお選びいただけるよう、料金案内に各プランをご用意しています。「うちのお墓の場合はどうなるのか」というご相談だけでも構いません。お墓の場所と、気になっていることをお聞かせいただければ、できること・できないことを正直にお伝えします。

いなべ市・菰野町のお墓は、雪と落ち葉という、この土地ならではの季節と向き合うことになります。難しいことをする必要はありません。行ける日に落ち葉を払い、水を抜いて帰る。それだけでも、春に見えるお墓の姿はずいぶん変わります。手が届かないところは、どうぞ私どもにお任せください。

お墓のことで気になることがあれば、守勝へ

三重県のお墓掃除・墓石コーティング・お参り代行|守勝(もりしょう)

お電話:070-8546-5326

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