墓じまいとは?費用・手続き・タイミングをわかりやすく解説

「お墓が遠くて管理が難しい」「跡を継ぐ人がいない」といった理由から、墓じまいを考え始める方が増えています。とはいえ、いざ調べてみると費用や手続きが分かりにくく、なかなか一歩を踏み出せないという声も少なくありません。この記事では、三重県でお墓掃除・墓石コーティング・お参り代行を行う守勝(もりしょう)が、墓じまいの意味・費用の目安・手続きの流れ・進めるタイミングを、一般的な情報としてわかりやすくご案内します。あわせて、墓じまいを決める前に知っておきたい選択肢もお伝えします。
墓じまいとは?どんなときに考えるのか
墓じまいとは、今あるお墓を撤去して更地に戻し、墓地を管理者に返したうえで、取り出したご遺骨を別の場所へ移したり、供養し直したりすることをいいます。ご遺骨を移すことは「改葬(かいそう)」と呼ばれ、法律にもとづいた手続きが必要です。
墓じまいを考えるきっかけは、ご家庭によってさまざまです。▶ よくあるきっかけ
- お墓が遠方にあり、お参りや掃除に通うのが難しくなった
- お墓を継ぐ人がいない、または後の世代に負担をかけたくない
- 高齢になり、これまでのようにお墓の管理を続けられなくなった
いずれも、ご先祖様を大切に思うからこそ悩まれるものです。遠方でお墓の管理にお困りの場合の考え方は、お墓が遠方で管理できないときの選択肢でも詳しくご紹介しています。
墓じまいの費用の目安と内訳
墓じまいにかかる費用は、お墓の大きさや立地、そして移し先によって大きく変わります。全体の目安としては、およそ30万〜150万円程度とされることが多いですが、あくまで一般的な範囲です。主な内訳は次のとおりです。
墓石の撤去・整地の費用
お墓を解体し、更地にして墓地を返すための工事費用です。区画の広さや重機が入れるかどうかで変わります。この工事は石材店などの専門業者が行います。
閉眼供養(魂抜き)と離檀料
お墓からご遺骨を取り出す前に、僧侶に読経していただく閉眼供養(魂抜き)を行うのが一般的で、お布施の目安は3万〜10万円ほどとされます。また、これまでお世話になった寺院の檀家をやめる場合、感謝の気持ちとしてお渡しする離檀料は3万〜20万円程度が一つの目安です。離檀料に法的な支払い義務はなく、極端に高額を求められた場合は、ご家族やお住まいの自治体の相談窓口、専門家に相談することも検討しましょう。
改葬先(新しい供養先)の費用
ご遺骨の移し先によって費用は幅があります。合葬墓・合祀墓は比較的抑えられ、樹木葬や納骨堂などはそれぞれに料金体系があります。永代供養をご希望かどうかも含め、ご家族で方針を決めておくと安心です。
墓じまいの手続きと流れ
墓じまいで欠かせないのが、ご遺骨を移すための「改葬許可」の手続きです。おおまかな流れは次のようになります。
▶ 墓じまいの基本的な流れ
- ご遺骨の移し先(改葬先)を決め、受入証明書を用意する
- 今あるお墓の管理者に連絡し、埋葬証明書を発行してもらう
- 現在のお墓がある市区町村の窓口へ、改葬許可申請書などを提出して「改葬許可証」を受け取る
- 閉眼供養を行い、ご遺骨を取り出して墓石を撤去、墓地を返還する
- 改葬先に改葬許可証を提出し、納骨する
改葬許可証は、現在お墓のある市区町村が発行する公的な書類で、ご遺骨1柱ごとに必要となる自治体もあります。詳しい様式や必要書類はお住まいの地域で異なるため、事前に役所の窓口で確認しておくと手続きがスムーズです。
墓じまいを進めるタイミングと注意点
手続きは、スムーズに進んでおよそ2〜3か月、寺院やご親族との調整に時間がかかると半年以上かかることもあります。お参りや管理が難しくなる前に、少し早めに情報を集めておくと落ち着いて進められます。
最も大切なのは、ご家族・ご親族との事前の相談です。墓じまいはお墓を受け継ぐ方の判断で進められますが、相談のないまま進めると、後々の行き違いやトラブルのもとになりがちです。とくに一つのお墓に複数のご家系のご遺骨が納められている場合は、関係する皆さまとよく話し合っておく必要があります。
「まだ手放したくない」ときの選択肢
墓じまいを考える理由が「遠くて通えない」「管理を続けるのが難しい」ということであれば、お墓を手放す前に、管理の負担だけを軽くする方法もあります。守勝では、ご依頼者に代わってお墓を清掃し、お参りをするお参り代行を承っています。代わりにお参りをしてもらうことに抵抗を感じる方もいらっしゃいますが、その考え方についてはお墓参り代行は失礼じゃない?でもお伝えしています。
また、汚れやコケが付きにくい状態を長く保つ墓石コーティングを施しておけば、掃除の負担そのものを減らすこともできます。三重県内で掃除や管理にお困りの場合は、お墓掃除代行という選択肢もご検討ください。守勝は墓じまいそのものの工事や行政手続きは行いませんが、「今はまだ続けたい」というお気持ちに寄り添うお手伝いができます。料金の目安は料金案内をご覧ください。


